高炉モニュメントを作る。

 

模型でイメージは出来たので、本物を作る。
まずは、高炉の心臓部とも言える炉体部分を作る。



このヤクルトみたいな形の鉄の容器の中に、鉄鉱石とコークスを入れて溶かす。
シンプルかつ、大胆な構造。

構想では、停止した第五高炉解体に併せ、炉体を構成する”鉄皮”と呼ばれる
鉄の壁を切り取り、素材として使おうという案があった。



熱風を炉体に送り込む、羽口の近く。
この奥に、鉄皮に覆われた炉体がある。



残念ながら、検査を行ったところ、中の鉄が完全に冷えておらず未だ
、赤みを帯びている状態ということで断念。
火を止めて、一年以上経っているというのに、凄いエネルギーだ、、
たしかに、真冬に見学させてもらったけれど、数十センチある炉体の鉄皮は、
触ると暖かかった。
とにかく、ここの鉄は自分の想像をすべて上回る。



そんなわけで、9ミリ厚の鉄板で作る事に変更。
叩いて焼いて、表面に焼き肌を付ける。



焼き肌は、鉄板の表面が溶ける位でいいテクスチャーになる。
この表面で溶けた鉄が水たまりになってるんだけど、
このまま冷やすと、次の工程が面倒になるので捨てる。



ちょっと熱い。



かぶってるお面は、火花が危ない!というよりは、、
顔が熱いから、という理由のほうが強い。



エイヤっと。



写真でみると、スゲー綺麗だけど、実際には結構地味。

こんな感じで焼くこと、1,2トン分。
汗ガンガンの体力勝負工程。
こんだけ暴れればお腹まわりもスッキリ、、と思いきや、あまり変化無し。
年を取るってのは、こういう事なんだな、、、



焼いたらパーツ毎に溶接して、



出来たパーツを、



組み上げる。

小さく見えるけど、これでも3〜4mはある。
重量は考えたくない。



下の段。
段々、ロケットでも作ってるような気になってくる。

本当は、全部組み上げて様子を見ながらやりたいところだけれども。
天井高を超えてしまうので断念。

JFE側から、天井穴開けちゃう?という意見も出たけど、、、
せっかく室内なのに傘さしての作業はゴメンなので却下。

しかし、最終的には、出入口からの搬出が難しい状況が生まれ、
めんどくさいから壁ぶち抜いて出そうか、、という案から、今度は即実行。
鉄人間は基本的に、ぶち抜くのが大好きな模様。

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