ピザ屋を作る。

ファサード続き

取り付けた直後はこんな感じ。

吹き抜けしたから覗くとなかなか綺麗。

 

途中の写真なので分かりにくいんだけど、右端が開くようになっている。
なにかがヤバい時にはここから逃げられる。

正面から見ると怪しさ満載。
自分で言うのもなんだけど、窓を全部閉めるのイライラする。

ちなみにデザインイメージは、精神病院。

続いて、1F

ここはごっちゃごちゃにしてほしいという事で、ごちゃごちゃにしてみた。

ごちゃごちゃ模型。
とはいえ、オープンしてるときはすっきりさせたいので、、

門扉との二重構造にしてみた。
ガラスのデザインはあえて、友人のステンド作家に任せてみた。

もうこの段階に来た時には、死に物狂いで作っていたから製作風景は画像があまり無い。
後からもう少し撮っておけば、、といつも思うけれど、こればっかりはしょうがない。

門扉だけの時はこんな感じだった。

中身が入るとこんな。
ガラスが思った以上に怪しい感じになった。
なんか魔法売ってる店みたいだな、、、自分の第一印象。

 

「なんの店ですか?」と何回聞かれたことか。

 

とにかく、やっとこ終わった。
がんばれば終わるもんだ、、と感慨深い。

そもそもは断ろうと思っていたこの話。
オーナーである、柿沼氏がFIAT500好きだったというだけで、参加を決めたこのプロジェクト。
思えば本当に長く、色々あった。
気がつけば2年半。
ここまで長く携わるのは、最初で最後だろうなぁと思う。
正直なところ、予定がガタガタにずれていく過程で金銭的なリスクもあったし、
ここまで手を掛ける必要はまったく無かった。

自分の物作りのモチベーションは、基本的に”自分がほしいから”か、"誰かを喜ばしたいから”


柿沼氏を出会った頃に、打ち合わせ兼ねて家にお邪魔したことがあった。
当時、駐車場にはウィリスというジープがあって、夜中の中目黒で乗せてもらった。
なんだか、デカいゴーカートみたいで大興奮。

さて、帰るか、、と自分の車に乗り換えると、「倉田さん、ちょっと待ってて!」と、柿沼氏は家に走っていく。
戻ってきた手には、デカイ箱が抱えられて、、、
「倉田さん!俺、これ二つもってるんで、一個あげます!」
でっかい、ジープのミニカーだった。

この話を女の子にすると、"子供か”と笑われる事がほとんどだけど、子供の時は、
二個持ってるから一個上げるって最大級の好意だったわけで、だからという訳ではないけど、、、
絶対にこの人にすげぇもん作ってあげようと思ったのは事実。

いつもは物を作った事、作る過程が自分にとっての一番の関心事だったけれど、
今回は柿沼氏を初め出会う人々が一番面白かった。
新しい発見。

このクラスのものは金輪際できないし、やらないと心に誓ったけれども。
また面白い人と出会ったら”やる”って言いそうでちょっと怖い。

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