プロトタイプ クラタス


モデル検討


お決まりの工程、模型作り。
基本的にデザイン画は起こさずに、粘土なり、プラ板なりで手を動かして考える。
平面で考えるのはどうも苦手。

まずは、油圧で実際に動くのかを考えたいので、腕を作ってみる。
鉄板を切りだして作る場合、プラスチックの板をCNCで切りだして組み立てる。
特に今回のような動きモノの場合には、ある程度の寸法精度がある状態での
模型検討は必須になる。
なので、骨格はCNC+プラ板、外装はパテなどの手作業+プラ板という感じ。






CADでデータを作る。
ソフトはvectorworks2009



DXFで出力したデータを、フリーソフトのJMM-toolでGコードに変換。



CNCで切りだして、、、、
組んでみては、図面修正してまた切りだして、、、。



部品完成



とりあえず、腕の出来上がり。
模型は基本的にこの流れで、時間さえかければ必ず出来上がる。
ここで実際に組み立てる事で、実際の大きさで作る時のシミュレーションになる。
大物を作る時は、部品作って失敗すると材料代もバカにならないので、とても大事。



この段階で腕は5〜6個は違う形状で作っている。
この時点で納得いっても、全体を進めるうちに必ず変更したくなる。
あまり一部分に拘らずに、適当なタイミングで切り上げるのが模型作りのコツ。

今回のサイズは、全長4mで1/1スコープドッグと同じくらい。
スコープドッグは1/20でプラモデルが出てるので、比較検討がし易い様に1/20スケールで決定。



時々アトリエの1/1を見て、こんな感じの大きさか、、とイメージを作れるのがありがたい。

腕と同じ感じで足を作る



パーツ切り出し、並べてうっとり。



タイヤはフォークリフトのを使って、、、と想像しながら。
サイズはネットで調べれば出てくるし、ヤフオクで中古さがせば5千円位で手に入ったりする。
もはや、ネットとヤフオクがなければ、仕事ができない、、。
ホントに便利な世の中で良かった。



腰まで完成。
ここら辺りでは、油圧シリンダーの大きさなどは適当。



シリンダー選定後に作り直し。
最終的に何回つくり直すことやら。

骨格パーツが揃う。



外装パーツ。
こっちは骨格と違い、寸法精度は気にせずガンガン作る。
プラ板、パテ、プラモのパーツ流用なんでもあり。



モモの装甲板。



手は直接殴ったりしたら、ぶっ壊れるの確実なので、
ぶん殴り用のアームガードは必須だな、、と。



骨格に



モモ装甲



コクピットガード



コクピットハッチ







肩装甲




やっぱロボは銃もたなきゃな。



ぶん殴るぞ、的な。



ボトムズでいう所の降着ポーズか。


楽しすぎる、、。

正直なところ、ロボ作んぜ!と思ったのはいいが、
オリジナルでロボデザインの経験など無く。
ここまで辿りつくのに結構時間かかった。

人が乗ることを前提にした時点で大きさの制約が生まれ、
エンジンや各部のシリンダーの大きさ、完成したら移動の際にはトラックに。
そうすると、道交法で高さの制限も生まれ、、、。
積載時には、ここまで全高を落とさないと、、、等々。

とにかく、制約は少なくない。
その中での試行錯誤で、「お、ちょっとカッコよくなってきたじゃないか、、」と、
思えた瞬間は、、、相当楽しい。
まして、これがデカくなったらもっと楽しい!!と考えたら、もう後には引けない。

カストロール1号の時には、こんなデカくて面倒なのはもういいや、、と思った気もするが。
先の苦労は今のオレがするわけじゃないし、楽しい想像するに越したことないな。



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