根性試し
1/1スコープドッグ   ブルーティッシュドッグ



2月。
週末にばかり雪が降る。
雪かきは腰に来るし、春が待ち遠しい。

今回は、2005年冬のワンダーフェスティバルというものに展示することが決まっていたので、ディテールまで一気に作る。

そんなこんなで、部品は出来ても問題がある。

右手をボックスに納めてみる。

左手はぴっかぴか。
さすがに、この二つを並べるのはマズイ。

そんなわけで、あんまり好きではないけれども薬品で錆をつける。
その名も”サビX”
ずいぶん前に”片栗粉X”というものの存在を教えてもらって爆笑しただけに、この名前はなんとかしてほしい。

サビ液噴霧後、数時間目。
冬で寒いので、あらかじめ本体をほんのり暖める。
サビ液も希釈するのにお湯を使い、(湯気はそのせい)筆塗りは面倒なので霧吹きを使う。

数回の噴霧の後は、サビが進行し過ぎないようにただのお湯を散布して様子を見る。

次の日。

普通に出るさびよりも発色が明るく赤と黄色が強く出る。
このままだと、右手と全然サビの色が違うので、、

気をつけて炙ったりする。

多少、黒くなったりする。
あとは、感を頼りに色を合わせていく。

ブログの方に質問があったけれど、黒くなる(参加皮膜が出来る)
まで火をいれると、形が歪んでどうにもならなくなる。
金属は暖めると膨張する、この力はとてもやっかい。
どう動くかはなんとなく検討は付くので、便利なこともある。
でも大抵は、作る上では面倒な問題。

なので、鉄を使う上で制作上のどの段階で焼く(歪みを直す)かの見定めはとても重要。

爪。
これは、ぴっかぴかに磨こうとも思ったんだけど、イメージが違ったので黒くしてみる。

本体を炙ってワックスを塗る。
いわゆる鉄の色(酸化鉄)は黒ではなくて、とても青い。
これは、全部の工房がそうやっているかは知らないけれど、うちは基本的に塗装はしない。
天然のワックスで仕上げる。
これは、鉄の地肌の色を生かすためとメンテナンス性の二通りの理由。
ワックスは溶かしてあらかじめ暖めた本体に塗布するのだけれども、融点は相当高い。
素手で触ると、結構なヤケドをする。

ワックスを塗ると、やっとこ鉄は黒くなる。

そんな感じで色を合わせて、ワンフェスに乗り込んだ。
微妙にというか、結構左右で色は違うんだけど、そのうち同じになると思う。

続きを読む。

戻る

yy