夏の個展は色々あった。


2000年に作りまくった。

銀座で個展。


それはそれは暑かった2000年の夏。
春頃に思いついた個展開催を銀座でかました。
ちょうど、17から数えて10年目って事もあり、仕事が暇だったこともあり、そしてやり場の無いやる気をもてあましていた事もあり、知り合いのギャラリーを提供して頂き開催。

今は無き、銀座YAJIMAGALERE。

実は、内装の鉄物をやらせていただいたりと大変思い入れのあるギャラリーだった。

彼女がいない時期だったので、個展日程を誕生日に設定。
これを毎年の恒例にすれば、毎回初日にはプレゼントもった女の子が押し寄せるはず。
結果的には、無駄な事だった。
それどころか、更に自分を寂しさの淵に追い込む結果に。



こんな感じ。

奥にはメインのG3マック。
手前のスペースはなんかこう、インチキお医者さん部屋みたいな感じ。

分娩台ぎみなエロイス。
下のほうのハンドルを回すとリクライニングしてエロさが簿妙に変る。

インチキ医者セット
蚤の市で購入したインチキ高周波治療器とオリジナル手術セットが収まっている。

ガラスの治療器がかっちょいい。

ギターとかも。
トランスミッター付けておいたので、コードレスでも音が出た。
割に評判が良かった。
いつもよりも少し軽い。

あとは小物でシャンデリアの模型も。

こんな感じのが、天井から開きながら降りてきたらかっこいいと思った。
パペットアニメで使おうとおもっとった。)

こんな感じ。

これが結構な曲者だった。
突然なんだけど、私はかなりおばあちゃんにかわいがられている。
当時も今もしかり。

それで、個展なんぞしよう物ならば筆でDMの隙間が黒く埋まるほどの文字を埋め、友達やら知り合いやらを招待してくれる。
これが、アナログな方法としては驚異的な集客能力であなどれない。
DM出す枚数とか半端では無いのだと思う。

結果、会場にはお年を召した方が沢山いらっしゃる。
とてもありがたい。
とてもありがたいんだが、説明を求められてなんと言えばいいのか困る。
特に今回の個展はおばあちゃん達には少々アバンギャルド過ぎた。
さすがに”エロイスです”とか言えない。

その中、このシャンデリアの模型だけは異彩を放っていた。


おばあちゃんのほぼ100%

「ああ、これは綺麗な物干しね。」

理由は分からないが、判で押したかのような同じ感想。
このラインはなにかおばあちゃん方の琴線に触れるなにかがあるみたい。

これを”パペットアニメ”云々、ミニチュアで云々、、、いい加減、そのつど訂正するのが鬱陶しくなってきたので、後半は聞かれる前に”物干しです”と先手を打ってみた。

後半に来てくれたおばあちゃん方、嘘つきました。
ごめんなさい。

実は、張り切りすぎてこれまた今は無き、会社のショールームを第二会場にしてさらなる展開。
結局、そっちはほったらかしで、社長激怒(こっちは目黒にあったからね)。

そっちはメインに例のオペラセットの階段を大胆に配置。
結果的には大胆すぎた。

こんな感じで配置。
階段の周りに小物を置いてみた。

階段と見れば登りたくなるのが人情なのか、”登っていいですか?”という人が結構いた。
傾向としては女性が多かったように思う。

天井に頭ぶつける人続出。
それも、割に清楚なおばさまとかだったりするので、なんと言っていいか非常に困惑した。
初日以降は昇るの禁止にしたけど。


ごめんなさい。

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